「増川の海を守り隊」
6月28日、ゲストハウス男鹿の三浦さんの呼びかけにより
「男鹿南中学校」、「ゲストハウス男鹿」、「アースデイ男鹿」のコラボイベントが今回初めて実現しました。
こちらのイベントはスナガニの移動やアマモの移植を行う事で、
増川に存在する自然資源を拡大させ、増川の海の自然を守り、広げることを目的に行っています。
この日はまず、海岸のクリーンアップ活動からスタートし、
スナガニの捕獲、繁殖していない場所への移動、 アマモの繁殖を行いました。
スナガニは準絶滅危惧種に指定されている県もあります。
秋田県が分布の境界(北限)といわれており、
生息状況や分布を調べて記録を続けることで、
地球温暖化の進行状況を把握することができるのだそうです。
そしてアマモは日本沿岸の浅場に分布しています。
海中に生息していながら大気中の二酸化炭素(CO2)を直接吸収しています。
いま、気候変動の緩和策として
「ブルーカーボン」(海洋生物によるCO2の貯留機能)が注目され始めています。
生徒たちは「自分たちの手で地球を守る活動ができたのは嬉しい、
これからも男鹿の海を守っていきたい、」と話していました。
▶【男鹿南中学校の挑戦】増川の海を守る「守り隊」初イベント〜スナガニの保護とアマモの繁殖活動 日本財団 海と日本PROJECT in 秋田県 2024 #10