レポート
2016.09.06

おすすめスポット巡り@男鹿/恐竜時代にタイムスリップ!?【ジオパーク子どもモデルコース2】

【おすすめスポット巡り/恐竜時代にタイムスリップ!?】

男鹿半島の西北端「入道崎」は、男鹿半島でも最も古い岩石からなる地域で、

恐竜がいた時代、7000万年~9000万年前の岩石からなるエリア。

入道崎で恐竜時代にタイムスリップ(!?)し、寒風山から眺める海に感動する、子ども&初心者向けジオパークモデルコースです。

「自然と海の不思議」を体感してみましょう!

 

<ジオパーク子どもモデルコース2> ※所要時間5時間

男鹿のナマハゲを極めろ!~鬼がつくったジオサイトを探せ~

「男鹿のナマハゲと鬼」にまつわるジオサイトを巡るコース。今も鬼が住んでそうな神秘の場所を冒険しよう!

(1)なまはげ館・真山伝承館

●なまはげ館

色んなお面を見てみよう!

「男鹿のナマハゲ」は全国的にも広く知られている行事の一つで、国の重要無形民俗文化財に指定。なまはげ館では、伝統行事としての姿を知ることができる。(有料)

Tel.0185-22-5050

●男鹿真山伝承館

なまはげ実演を楽しむ!

真山地区で大晦日に行われる行事を実際に体験。建物は明治40年に建てられた民家を移築したもので、国の登録有形文化財に指定。(有料)

Tel.0185-33-3033

↓車で20分

(2)入道崎

●鬼の俵ころがし

自然の驚異を知る

ピンク色の岩石(花こう岩)の間に茶色の岩石(玄武岩)が一本筋のようにのびており、鬼が米俵をころがした跡のように見えるので、こう呼ばれる。

●石焼料理

アツアツの伝統料理

男鹿の漁師の暮らしの中から生まれた漁師料理。新鮮な魚介類と高温に熱した石を木の桶に投入し、瞬間的に煮てたべるという男鹿ならではの豪快な郷土料理。

●なまはげアイス

男鹿半島で「海陽」しか販売していない果物を使ったヘルシーで甘みを抑えたオリジナルアイスクリーム。

↓車で40分

(3)五社堂・赤神神社

●鬼が作った石段

なまはげ発祥の伝説をみる

五社堂へ登る石段は鬼が積んだ999段の石段と伝えられ、「男鹿のナマハゲ」の由来の一つにもなっている。

 

●赤紙神社五社堂

戦国時代は寺だった!?

五社堂は石段を登りつめた、標高180mのところに同形式の五棟の社殿が並び建っている。山中に社殿が並び立つ様子は壮観。

●姿見の井戸

1年の健康を占う!?

井戸の中をのぞき、はっきりと映ればその年は健康で過ごせ、全く映らなければその年の内に死んでしまうこともあると信じられていた。

↓車で40分

(4)寒風山

●鬼の隠れ里

火山の脅威を知る

大きな岩を積み上げたピラミッドのような形をしており、鬼が石を積み重ねて岩山を作り隠れ住んでいたと伝えられたことから、こう呼ばれる。

●寒風山回転展望台

絶景を独り占め!?

13分かけてゆっくり回転し、鳥海山や白神山地、大潟村など360度の大パノラマをご覧いただける。

Tel.0185-25-3055

 

<男鹿半島の生い立ち>

男鹿の大地は、その昔、陸上での火山活動の後、浅い海になったそうです。

さらに、一度はその海が非常に深くなり、その後また反転して浅くなり、陸化したのだといいます。男鹿が現在のような半島になったのは、数千年前のことだといいます。

男鹿半島には、およそ7000万年におよぶ歴史が秘められているんですよ!

(一部、9000万年の場所もあったりするんですが…)

7000万年前といったら、白亜紀ですよ!?

恐竜が生きていた時代ですよ!?

壮大ですね~☆

 

取材協力:男鹿市教育委員会 生涯学習課 ジオパーク推進班

ジオパークモデルコース資料より一部引用

 

<持ち物・注意点>

●五社堂の石段には、グラつくものや滑りやすいところがあります。石段の上り下りの際には、足元に十分気を付けてください。

●入道崎は、急峻な崖となっていますので、足元にはご注意ください。

イベント詳細

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