【おすすめスポット巡り/海の見える城跡~ナマハゲゆかりの地を巡る旅】
戦国時代、秋田地域を支配していた安東氏の拠点となった山城「脇本城」。
「生鼻崎」の高台は崖上になっており、海を見渡すこともできるため、城づくりには最適な環境で、東北最大級の大きさを誇る城が築かれました。
崖の上にある「脇本城跡」は、国の史跡にされており、城跡から海を一望できる眺めは抜群です。
そんな歴史的舞台にもなった「生鼻崎」は、およそ70万年から60万年前にできた地層とされています。
「生鼻崎」で時間の流れと歴史を感じ、男鹿といえばその名が挙がる「ナマハゲ」ゆかりの地「赤神神社五社堂」を巡る子ども&初心者向けジオパークモデルコースです。
「自然と海の不思議」を体感してみましょう!
<ジオパーク子どもモデルコース5> ※所要時間3時間
男鹿半島戦国物語~城と武将とお寺さん~
男鹿半島のお城やお寺を回るコース。戦国時代はどんな暮らしだったのか想像しながら探検しよう!
(1)ジオパーク学習センター
男鹿半島・大潟ジオパークの見どころを楽しく学習。ここから男鹿半島・大潟の大地へ出かけると、より楽しめる。(無料)
Tel.0185-46-4110
↓車で20分
(2)生鼻崎
●生鼻崎
教科書で紹介されていた!
30km近く離れた秋田市からも見える巨大な露頭で、過去には小学校の理科の教科書でも紹介されていた。現在は標高100mほどの高さで、戦国時代には脇本城跡が築かれた。
●脇本城跡
高台に城を築く
戦国時代に秋田地域を支配していた安東氏の拠点的山城。生鼻崎は、海上交通と陸上交通の要所であり、標高も100m前後あることなどから、城づくりには最適の環境だった。
●天神様の細葉の椿
普通の椿と何が違う?
脇本城跡内の菅原神社境内に生育するヤブツバキは、葉が大型で先がとがってるが、ここにあるものは葉の幅が少し狭い。花は4月25日の菅原神社採点の頃が見ごろ。
↓車で40分
(3)男鹿のナマハゲゆかりの地
●赤神神社五社堂
戦国時代は寺だった?
五社堂は石段を登りつめた、標高180mのところに同形式の五棟の社殿が並び立つ。山中に同形式の五棟の社殿が並び立つ様子は壮観。平成2年に国の重要文化財に指定。
●なまはげ立像(門前)
門前地区のシンボル!
門前のなまはげ立像は、五社堂の999段の石段にちなんで、高さが99.9メートル。日本海に向かって手をかざし睨みをきかせる。
●カタクリの群生
春になると、鬼が作った石段から五社堂にかけて満開に。他にもキクザキイチゲやニリンソウも観察できる。
<男鹿半島の生い立ち>
男鹿の大地は、その昔、陸上での火山活動の後、浅い海になったそうです。
さらに、一度はその海が非常に深くなり、その後また反転して浅くなり、陸化したのだといいます。男鹿が現在のような半島になったのは、数千年前のことだといいます。
男鹿半島には、およそ7000万年におよぶ歴史が秘められているんですよ!
(一部、9000万年の場所もあったりするんですが…)
7000万年前といったら、白亜紀ですよ!?
恐竜が生きていた時代ですよ!?
壮大ですね~☆
取材協力:男鹿市教育委員会 生涯学習課 ジオパーク推進班
ジオパークモデルコース資料より一部引用
<持ち物・注意点>
●脇本城跡や五社堂は足元が滑りやすくなっていますので、見学の際は、足元に十分お気を付けください。
●脇本城跡内には、木陰等が非常に少なくなっており、ご見学の際は、熱中症や急な雨、落雷にご注意ください。
イベント名 | おすすめスポット巡り@男鹿/海の見える城跡~ナマハゲゆかりの地を巡る【ジオパーク子どもモデルコース5】 |